
こんな方におすすめ
- 好きなことを仕事にしたけど、才能がないと感じている
- 松本人志の倒し方を知りたい
- 才能がないからと夢を諦めた人
- 他人に自分の夢を否定された人
必要なものは才能ではありません。

筆者紹介
水野 敬也(みずの けいや、1976年11月26日 - )は、日本の小説家。愛知県西春日井郡清洲町(現・清須市)出身
東海中学校・高等学校、慶應義塾大学経済学部卒。処女作『ウケる技術』が30万部超えのベストセラーに。三作目の著書『夢をかなえるゾウ』は200万部を超え、小栗旬や水川あさみを主役にした民放のドラマが放送された。他の著書に、自身の著書『BAD LUCK』を再編集・改題した『雨の日も、晴れ男』がある。
著書としては、動物の写真を使った『人生はワンチャンス!』や『人生はニャンとかなる!』などを製作。シリーズ累計190万部を超え、『人生はニャンとかなる!』は2014年度全書籍売り上げの2位を記録した。また、恋愛体育教師・水野愛也の名義で、『LOVE理論』『スパルタ婚活塾』、講演DVD『スパルタ恋愛塾[ソフト編・ディープ編]』がある。『LOVE理論』は2015年4月テレビ東京でドラマ化された(主演・片岡愛之助、大野拓朗)。
この本のあらすじ
主人公は芸人を目指して脱サラするも8年間まったく売れないピン芸人の西野勤太郎。
ある日のいつものように全くウケない舞台で一人だけ大爆笑している人物に出会い、コンビを組まないか誘われる。
その人物こそ数々の偉人たちを成長に導いたガネーシャだった。
エジソン、ピカソ、ベートーベンを育てガンジーには『私に暴力を振るわせた唯一の方でした』とまで言わせる神様。
ガネーシャ曰く神々の中で【笑いの神様】は誰かを決める大会ゴットオブコントが開催される。
大会で優勝するため神様と人間のコンビと、勤太郎の才能の無さに惚れ込んだ貧乏神の幸子さんとの物語がはじまる。
夢をかなえるゾウ2のキーワード
才能VS努力 才能が全てなのか?
今回のテーマは才能。
主人公の西野勤太郎は先輩芸人から酒の席で『お笑いの才能がないから辞めろ』と言われるが、好きなお笑いを続けたいと強く訴える。
「夢は必ず叶う」
「努力に勝る才能はない」
「成功する最大の秘訣は最後まで諦めないこと」
と自分を奮い立たせ、お笑いを続けてきた。けど
自分はお笑いが好きでも、お笑いは自分のことを嫌いなのかもしれない。
努力は才能の前では無意味なのかもしれないと不安に駆られていた。
成功した人の言葉は後生に残るが、成功しなかった人の言葉は残らない。
成功者はみな努力をしてきというが、結局才能があったから成功できたのではないか?
成功者より努力をして、成功できなかった人の苦労と苦悩は誰にも知られることなく、
耳障りのいい言葉だけが残っているのではないか、、、
しかしガネーシャはこう言い放つ。
『自分は大きな勘違いをしてるみたいやな。確かに才能があるやつはおる。
けど人間は成長する生き物なんやで』
人間の赤ちゃんは何も出来ず、一人では生きて行くことができない。生まれてすぐ立つこともできず、大きな牙や、強靭な筋肉を持っているわけでもない。
そんな弱い人間が道具を作り火を利用し、大きく発展した。
奇跡である。
成長することを諦めない限り、奇跡はおこせるのだ。
松本人志を倒す。
松本人志の遺書の中で『自分や島田紳助レベルになると売れるか売れないはわかる。才能があるとないかは一目瞭然。才能がない後輩には芸人をやめるように言っている』という文章ある。
この言葉に死ぬほど怒りを覚えたと講演会で話している。
「確かに松本人志は天才だ。努力しても勝てないかもしれない。
けどこの言葉には、『人は成長する』という認識が欠けている。
どれだけ天才だろうと、他人の夢を諦めさせる権利はない。」と興奮して話していた。
人は成長する生き物
才能があろうが、なかろうが人は成長する。 この事を忘れてはいけない。
確かにどのジャンルでも天才と呼ばれる人はいる。
同じことを学んでも、1から100を学び実行する人は存在し、世間で注目されているだろう。
SNSがここまで発展し、自分の遥が先を進んでいる人を見て、自分には才能がないと落ち込んでいる人も多いだろう。
私もその一人です。
文章を書いている私も才能はないもかもしれない。 文字を書いても書いても誰にも読まれないかもしれない不安である。
しかし続けいていれば、必ず人間は成長する。
今は読みづらい文章でも明日もう一度見れは、もっと読みやすくできるかもれない。
才能があるない ではなく、自分は成長できると信じて取り組むことが大切だ。
ガネーシャが伝えたいこと
『やりたいことを、やりなさい』 それが一番成長することが出来る。
やりたいこと、憧れていることを実際にやってみるとしんどいことや、楽しくないことが必ず出てくる。けどその経験こそが一番の成長に繋がる。
黒澤明やオードリー・ヘップバーン、クリスチャン・ディオールも元々違う職業に憧れていた。。一つの夢に破れて、他の分野の夢で成功する例なんて山ほどある。
憧れをもって挑戦して夢破れても、成長した自分はいなくならない。必ず次の夢に繋がっている。
まとめ
才能って何だろうと考えない日はなかった。 自分に才能があれば苦労せず、簡単に、楽に成功することができるのに、、、
夢をかなえるゾウ2 ガネーシャと貧乏神と読んでから、その考えは大きく変わった。
私も主人公と同じように『人間は成長する』ということを忘れていた。
全く出来ないことを人は、興味をもって調べて実行することが出来るのだ。
進みは人それぞれで、早い人には”才能”があったのかもしれない。
しかし”他人の才能”をみて夢を諦める理由にはならないのだ。
自分だって確実に成長している。
その事を忘れずに、ここに書き残しておこう。