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『聴く力』を取り戻す5つのエクササイズ

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『聴く力』を取り戻す5つのエクササイズ

悩んでる人
『聞き上手』が女性にモテると聞きますが、どうすれば『聞き上手』になれますか?いつも自分の話ばかりしてしまってる気がします。
また仕事ができる人も『聞き上手』というネット記事を見つけましたが本当でしょうか?
まずは『聞く』と『聴く』の違いについて説明します。
『聞く』はただ耳に音が入ってくる状態のこと。
『聴く』は注意深く(身を入れて)、あるいは進んで耳を傾ける場合には「聴く」を使います。
つまり『聞き上手』ではなく『聴き上手』になる必要があります。
サト
近年、メディアSNSの発展にともない一方通行の情報が多くなり、会話が少なくなってきました。
しかしいつまでたっても基本は人対人です。
『聴く力』を鍛えることは、相手のことを理解する手段です。
男女関係、ビジネスにおいても非常に重要なスキルであることは間違いないです。
サト
今回は世界各国の知識人によるスピーチ動画を配信しているアメリカの非営利団体TEDで、サウンドとコミュニケーションに関する講演で合計1億回以上再生されたジュリアン・トレジャー氏の『聴き上手になる5つの方法』を紹介していきます。
サト

 

『聴く力』とは?

意思疎通のだいたい6割が『聴く』という行為が占めます。
しかし聴いた内容の8割を忘れしまっています。

その原因はなんでしょうか?

パターン認識とカクテルパーティ効果

人間は脳に負担をかけないため、自動的に情報を選別するシステムが組み込まれています。

・言葉
・文化
・価値観
・信念
・態度
・経験

から自分にとって必要のないと感じた情報を無意識のうちに無視(パターン認識)してしまいます。

そのため聞いた内容の約8割を聞いていたのに覚えていない状態が生まれます。

逆に、自分に関係があると思った情報は周りがどれだけうるさくても、自動的に脳の中に入ってきます。
ガヤガヤとうるさい環境でも、自分の名前が呼ばれたら気がつくのも”カクテルパーティ効果”と呼べます

カクテルパーティーのように、たくさんの人がそれぞれに雑談しているなかでも、自分が興味のある人の会話、自分の名前などは、自然と聞き取ることができる。このように、人間は音を処理して必要な情報だけを再構築していると考えられる。この機能は音源の位置、音源毎に異なる声の基本周波数の差があることによって達成されると考えられる。つまり、このような音源位置の差や基本周波数の差をなくした状態で、複数の人の音声を呈示すると、聞き取りは非常に難しくなる

Wikipediaより引用

 

『聴く』という行為は、相手を理解するための手段です。
”パターン認識”によって、本当は相手が聴いて理解してほしかった内容も、まったく覚えてない可能性があります。

そのため『あなたはいつも話を聴いていない』という状態になり、家庭、職場においてうまくコミュニケーションがとれず、モノゴトが上手に進まない状況におちいります。

技術の発展の弊害

また技術の発展によって、人間は聴く力が衰えているとジュリアン・トレジャー氏は解説しています。
録音、録画がスマホ一台でいつでも可能になりました。
そのため『今この瞬間に集中して聴く』力が衰えています。

さらにメディア、SNSに発展により一歩通行の情報が多くなり、会話する時間は大幅に減りました。

目にするのは、大げさなタイトルと、過激な内容のものばかりで、ささやかな出来事やニュースには反応しずらい社会です。

そのため同じように会話でも、目につきやすくわかりやすいものばかりに脳が反応してしまいます。

結果相手が本当に言いたいこと、思い、感情を理解することができなくなります。

『聴く力』が衰えている現状を変えるため、ジュリアン・トレジャー氏は5つの『聴き上手になる5つの方法』を紹介しています。

 

『聴く力』を鍛えるための5つのエクササイズ

聴く力を鍛える方法

  • 沈黙(瞑想)
  • 雑音に耳をすます
  • 音の鑑賞
  • 聞き手として情報を受け取る態度を変える
  • RASA

1つ1つ解説していきます。

沈黙(瞑想)

まずは静かなところで、耳を休ませます。
今はどこにいても音があふれていて、耳が休まることがなかかなありません。

そのため落ち着いた環境で”沈黙”を3分間聴く訓練をしましょう。
すると小さな音にも反応できるように耳がチューニングされます。

おすすめのやり方は『瞑想』です。

サトブログでは、『世界一簡単で誰にでも出来るGoogle式マインドフルネス瞑想』を紹介しています。
簡単にまとめると、3分間呼吸に集中する(腹式呼吸)をおこなってください

 

雑音に耳をすます

3分間の沈黙(瞑想)が終わったあとは、雑音に注意を向けてください。

いまどんな音がしていますか?

集中してきいてみると、今ままで意識していなかった音が聞こえてくるようになります。
エアコンの音

外の車のエンジン音やタイヤの擦れること

誰がが廊下を歩く音

水道管に水がながれる音

どんな音がどこから聴こえてくるのかに集中してください。
このエクササイズはリスニング力を高めてくれます。

音の鑑賞

三番目のエクササイズは、音を楽しむことです。
洗濯乾燥機が回る音を、ジェームズ・トレジャー氏はワルツの三拍子のようだと表現していました。

生活の中でありふれた音を注意してきいてみると、面白い発見があります。
家の洗濯機は音はまるで、ヘビーメタルのごとく叫んでいました。

 

聞き手として情報を受け取る態度を変える

聴き取る対象に合せて一番適切な場所にリスニングポジション(聴く態度) を移動するということです。

active/passive  活動的に/受動的に

reductive/expansive 単純して/展開して

critical/empathetic 批判的に/共感的に

一番適切なリスニングポジション(聴く態度)を選んでみましょう。

 

RASA

コミュニケーションとリスニングに利用します

R は ”Receive” 話者の話を注意深く聴くこと
A は ”Appreciate ”「んん」とか 「わかった」と意思表明をすること
S は ”Summarise ”意思疎通において要約すること
A は ”Ask” 質問をすることです

それぞれの頭文字をとって”RASA”となります。

コミュニケーションをするときは、”RASA”を意識してみましょう。

以上があなたの『聴く力』を鍛える5つのエクササイズです。

まずは今すぐ一人でもできる

  • 沈黙(瞑想)
  • 雑音に耳をすます
  • 音の鑑賞

を始めてみてはどうでしょうか?

 

『聴く力』のまとめ

『聴く力』は相手を理解するための手段。

『聴く力』は技術の発展によって衰えている。

5つのエクササイズによって、あなたの『聴く力』を取り戻すことは可能

どの会社でも求められる能力の第一位は『コミュニケーション能力』です。
しかし残念ながら、学校の授業で『コミュニケーション』について学ぶ機会はありません。

『コミュニケーション能力』とはノリや愛想がいいことでなく、相手の話を理解し、対応ができることが求められます。

衰えてしまった『聴く力』を、ぜひこの機会に取り戻してください。

最後までありがとうございました。

 

 

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