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【オススメ本】読者ハ読ムナ(笑) 藤田和日郎 なぜ彼のアシスタントはデビューできるのか?

2020年6月26日

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【オススメ本】読者ハ読ムナ(笑) 藤田和日郎 なぜ彼のアシスタントはデビューできるのか?

2020年6月26日

悩んでる人
ブログを書く上で読んでおいた方が良い本などありますか?

こんな方におすすめ

  • ブログを始めようと考えている人
  • 何かものづくりは始めたい人
  • 自分の考えを表現するのは苦手な人
  • 部下の指導に悩んでいる人
  • 批評が怖い人

 

「うしおととら」「からくりサーカス」などで有名な藤田和日郎氏が創作論を語ってくれます。
表現を仕事にしたい人は必ず読んでください。
サト

藤田 和日郎(ふじた かずひろ、1964年5月24日 )は、日本の漫画家。北海道旭川市出身[。本名:藤田 和宏。北海道旭川東高等学校、日本大学法学部新聞学科卒業。現仕事場は東京都豊島区。血液型はA型。1988年(昭和63年)に「連絡船奇譚」が『週刊少年サンデー』の増刊号に掲載されてデビューし、1990年(平成2年)より『週刊少年サンデー』本誌で開始した「うしおととら」で連載デビュー。代表作に『うしおととら』・『からくりサーカス』・『月光条例』・『邪眼は月輪に飛ぶ』など。主に『週刊少年サンデー』で活躍。

Wikipediaより引用

 

 

読者ハ読ムナ(笑)の概要 アシスタントをどう育ててきたのか?

藤田和日郎氏の仕事場から『烈火の炎』の安西信行、『金色のガッシュ』の雷句誠、『美鳥の日々』の井上和郎など数々の作家が輩出されているのは何か理由があるのではないか?

そこで「藤田氏の仕事場に新人漫画家がアシスタントとして入ってきた」という体でアシスタントへの指導を語ってもらう。また漫画家の立場だけではなく、編集者からの指導も合わせて語られており新人漫画家、師匠、編集者の3つの視線から物作り、クリエーターの考え方が学べる本である。
全5章からなる『読者ハ読ムナ』からクリエーター必読の
【「自分」と「自分の意見」を引き離す訓練】
【「キミだけのオリジナリティー」の見つけかた】を紹介しよう。

 

「自分」と「自分の意見」を切り離す アシスタントとの会話

理屈を言語化しろ「ひとそれぞれ」「好きなもんは好き」に逃げるな

藤田氏の仕事場では好きな映画を聞き『なぜ好きなのか』『どのシーンがよいのか』など理由を必ず説明させ、映画に点数をつけるように指導する。
感覚ではなく論理的に説明する癖をつけさせるためだ。

作品に対して感覚的に見ていたままでは見る目が育たず、面白いものを作ることはできない。自分で腑に落ちるように、他人に伝わるよう理屈をつけ論理的に話せるように訓練する。
そして映画の評価をアシスタントと語り合うことで評価をつけるポイントや、感想を聞き自分の中にない価値観を知ることができる。

理屈で作品の評価を説明することができると、「自分」と「好きな作品」を引離すことができるようになってくる。

例えばあなたが映画「君の名は」が大好きだとして、私が嫌いだとしよう。
好き嫌いの感情論で話しまえば、「君の名は」が好きなあなたの人格を否定されたと感じてしまうが「新海誠の作品は切ないラストが持ち味であり、ハッピーエンドは納得できない。
新宿の歩道橋ですれ違って終わるべきだった。

その後を観客に想像させてほしい」と理屈で説明さえすればそういう考え方もあるのかと納得できるはずだ。
「自分」と「自分の意見」を引き離す訓練の第一段階終了である。


※このまま会えずに終わって欲しかった、、、そうすれば興行収入2億だっだだろう。

この訓練により次は「自分」と「自分の作品」とが切り離しが出来るようになる。
全身全霊をかけて魂を込めて作った作品が批評されると、当然ながら人格が否定されているように感じてしまう。

しかしこれも「あなた」と「作品」を分けて考えるようにしなければならない。人格批判だと感じてしまうと、受けた批判に対して素直に改善することができなくなるからだ。

自分と作品を切り分けることが大切。そのために理屈をつけて論理的に好き、嫌いを自分自身と他人に説明しよう。

「キミだけのオリジナリティー」の見つけかた

個性とは、好きなもの

新人漫画家が編集者にキミだけのオリジナリティーのある漫画を見えてくれと言われ悩む。

そこに藤田氏のアドバイスは好きなものに対して『なぜ』で深掘りしろ。それが君の個性だというシーンがある。
新人漫画家はone-piece、進撃の巨人などの人気の漫画から『外面』の要素を取り入れた作品を作ってしまった。当然ながらオリジナリティのある作品は作れるはずもない。

大切なのは自分自身の『内』から出される要素だのだ。 『内』のある自分が好きな物事、映画、漫画、音楽でもなんでもいい。

なぜと好きなのかを深掘りしてみよう。

個性=オリジナリティは勉強したり、本を読んだりすることでは決して生まれない。今自分が持っている好きに『なぜ』を繰り返すことで生まれてくるくるである。

すると他人にはない自分だけの好きが見つかる。 どんなにマニアックでも、社会的には認められずらい価値観でもそれがオリジナリティなのだ。

 

この本が伝えたいこと

漫画家の苦悩、物語を紡ぐ難しさ。正解のない世界で悩みに悩んで表現して、しかし売れなければ終わりという非常に厳しい世界に身を置く藤田和日郎氏。彼の苦労した経験から学ぶことは非常に多い。作品を作る上での大切なことは全てこの本の中にある。

うまくいかないと諦める前に是非この本を読んで勇気づけられてください。
諦めるのは藤田氏が『うしおととら』のネーム(漫画の設計図のようなもの)を18回書き直しして苦労を超えてからにしよう。

 

まとめ

この本は最初はブロガーやクリエーターに向けてオススメしようと考えながら文章を書いていたが読み込めこめば読み込むほど、働く人すべてに読んでほしい本だと強く感じた。
管理職として部下を育てるためにはどうすればいいのか、逆に部下としてどう立ち振る舞うのか。コミュニケーションを気づくために共通の話題を作り、土台を完成させてから指導を行うなどマネジメント本としても非常に優秀な本です。

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