こんな方におすすめ
- 人生このままでいいのか悩んでいる
- 努力しているが、一向に給料が上がらない
- 新しいことを始めたいが忙しくて時間がない
- 他人の評価が気になって、人生しんどい

著者紹介
西村 博之(にしむら ひろゆき、1976年11月16日-)は、匿名掲示板・2ちゃんねるの開設者。東京プラス代表取締役、未来検索ブラジル取締役。『2ちゃんねる』は1999年5月にWeb上にてサービス提供を開始し、2000年代前半に日本最多の利用者数を記録した。愛称・ひろゆきは2ちゃんねるにて命名される。のちに管理者権限を他者に譲渡し実業家に転身。身長177cm。
2ちゃんねる (2ch.net) の開設者かつ初代管理人であり、2ちゃんねる (2ch.sc) および4chan管理人。2015年から平沢真一とともに『ヴァラエティ・ジャパン』のEditor in Chief(編集長)に就任した。住居をフランス・パリに置く
Wikipediaより引用
目次
本の概要 「努力すればなんとかなるのは間違い」 西村博之
有名なエジソンの言葉を引用して天才とは1%のひらめきと99%の努力である。
数の大きさから99%の努力が大切だと考えてしまうが、本質的には1%のひらめきがなければ努力は無駄だということを伝えている。
だが多くの日本人は、努力さえすれば何とかなる。頑張って入ればいつか報われる。
と行動、思考を変えずに努力さえすれば幸せに、お金持ちになれると考えてしまう。
やり方を変えることができないのだ
ではそうやってやり方を変えるのか? その”考え方の考え方”を教えてくる本である。
1%の努力のキーワード
自分にとって大切な物はなんだろう? 優先順位の話
本書の中でも、ひろゆき氏自身がYouTubeで何回も話されているエピソードが『優先順位』の話。
とある大学で、面白い授業が行われました。
授業内容は「人生の優先順位」についてです。
大学教授は教壇の上に、大きな壺を置きました。
次に大きな石を取り出し、壺いっぱいに詰め込みました。
教授は学生に、問いかけました。
「壺は、いっぱいになっただろうか」
一人の学生が「はい。いっぱいになっています」と答えました。
教授は「いいえ、違います」と答え、あるものを取り出しました。
砂利です。
大きな石は入りませんが、小さな砂利なら、入ります。
つぼに砂利をいっぱいに入れて、再び「壺は、いっぱいになっただろうか」と問いました。
1人の学生が「いいえ。違うと思います」と答えると「そのとおりだ」と言いました。
次に取り出したものは、砂です。
砂利はもう入りませんが、小さな砂なら、入ります。
砂で壺を満たすと、教授は再び「この壺は、いっぱいになっただろうか」と学生に問いました。
学生は「いいえ」と答えました。
「そうだ」と答えた教授が次に取り出したのは、水でした。
砂は入らなくても、水なら、入ります。
壺いっぱいまで、水を入れました。
今度こそ、本当に壺がいっぱいです。
教授は「何が言いたいかわかるか」と尋ねました。
1人の学生が「予定がいっぱいでも、努力すれば、詰め込むことができるという意味でしょうか」と言いました。
「そう来ると思ったよ。違うんだ」と大学教授は、発言しました。
私が本当に言いたかったのは「人生の優先順位だ」と。
「この壺は人生だ。物事には優先順位がある。大きなことから順に入れないと、後から入れようとしても入らない」
教授が本当に言いたかったことは、これでした。
最初に大きな石を入れなければ、砂や水で満たした後では、入れられません。
物事には、正しい順番があるのです。
あなたにとって、大きな石にあたることは、何でしょうか。
勉強でしょうか。
家族でしょうか。
友人や恋人でしょうか。
最初に、大きな石を入れましょう。
常に、今しかできないことを、最優先です。
さもなければ、貴重なチャンスを失うことになるのです。
ポイント 私の人生における大きな岩ってなんだろう
例えば寝ることが一番大事であればサラリーマンではなく、フリーランスで働く
子どもとの時間であれば、残業や飲み会がなく、17時にきっちりに帰れる職場に働く
というように、優先順位を決めることが大切なのである。
自分の人生で大切でないものを先に入れてしまうと後からいれる余地はないよっと教えてくれるエピソードである。
自分が大切にしてることはなんだろう 一度考えてみよう。
優先順位が決まれば、あとはゴールの設定である。
具体的でなくても、「漠然とこうなっていたらいいな」という状態を想像してみる。
ゴールを設定することで日々の一つ一つの行動がゴールに向かっていくようになる。
西村博之の本から学ぶべきポイント
自分にとっての大きな岩はなんだろうか、一度じっくり考えてみる
大きな岩を言語化して人に伝える
反論されたときのために論理武装をしてしておくとこ
優先順位が決まったら『ゴール』を設定する
まとめ
だらだら暮らすためにはどうすればいいかを本気で思考し、実現しているひろゆき氏。
必要なのは努力ではなく、思考が大切だと教えてくれます。 努力信仰で染まりきった人、人生がつらい人は必ず読むべきです。
今まで自分が行ってきたことは思考ではなく、ただ悩んでいただけだと学べますよ!!
紹介した内容以外にも”たまたまそこにいる人” YouTubeの受付をしていて1億5000万円もらった人の話や、人を理解するための”前提条件”の話なと面白いエピソードとそれに対する思考の方法が多数紹介されています。
ぜひ読んでみてください。
西村博之氏がおすすめする本の紹介
コンテナ物語 マルク・レビンソン
コンテナが20世紀最大の人類の発明だった、と言ったら皆さんはどう思うだろうか?おおげさだと思う人いるだろうがこの本を読めば納得してしまいます。コンテナが発明によりなぜ日本が高度経済成長でき、その後中国が発展したのかが理解できます。この本を読んだあとで港にいって錆びついているコンテナを見ると哀愁を感じること間違いなし
銃・病原菌・鉄 ジャレド・ダイアモンド
なぜ白人は世界を支配しているのか?その疑問に地質学的観点から答えてくれる本。強引にまとめてしまう原始人がヨーロッパと呼ばれる土地に住み、その場所は家畜に適した動物、文化が広がりやすい環境などたまたま運がよかったのである。という身も蓋もない答えなのですが、私が成功したのは努力や才能があったからだっと思い込んでします人にオススメです。それはたまたま日本に生まれただけなのかもしれません。
サードドア 精神的資産の増やし方 アレックス・バナヤン
人生には裏道が必ずある。お金もコネもない人が成功させるために、他と違う方法を取らないといけない ビルゲイツにインタビューしたいただの大学生が、悪戦苦闘しながら(ほぼ失敗しかしてない)サードドアを見つけたのか、見つけた自分がどうなっていくのがを自伝的に教えてくれます。